【インプラント】
かつて、歯科医師が頭を抱えて悩んでいたのは、歯が少なくなってしまった人の、歯の、もちが悪いことでした。
歯は、全部で28本あります。加齢と共に、どんどん抜けて20本以下(28本の70パーセントにあたる)になると、悪くなるサイクルがスタートしてしまいます。
例えば、おみこし。
100人でやっと担げるおみこしを70人で担ぐと、はじめは大丈夫ですが、時間と共に無理が出てきて、やがては落としてしまいます。
歯も同じです。20本までは現状で耐えるのですが、それを超えて一本づつ歯がなくなると、その歯が負担していた力は残った歯にかかり始めます。
治療直後はよいのですが、数年経ってくると頭の重みを支え切れなくなって、歯の人生、ずるずると、ダウンヒルを下っていきます。
従来の歯科治療では、歯牙年齢は、現状維持が精一杯、おみこしを担ぐ人は減る一方で、年をとっても、若返ることはないと考えられてきました。
ところが、1965年、骨結合インプラントの誕生は歯科界に革命を起こしました。
おみこしを担ぐ人を増やしてしまったのです。
インプラントのメリットは、入れ歯やブリッジに比べて力に強く、長く耐えるので、担ぐ人を増やし、歯牙年齢を若返らせ、まわりの歯の負担を減らせ
ることです。
これは、実は大変なことで、歯科界のビッグバンでした。
日本は世界一の長寿国になりました。そして、国民は健康に強い関心を持っています。
しかし、いくら長寿でも、元気で、充実した生活ができていなければ意味はありません。
歯科医療は歯を診ることから、健康を診る時代になりました。
医療は著しい進歩をとげています。
私たちデンタルスタッフは最新の医療を身につけ、患者さんの健康に貢献したいと願っております。
このサイトが患者さんの『健康づくり』のお役に立てれば幸いです。
インプラント治療とは、歯の抜けたところに人工の歯根(インプラント)を植え、顎の骨としっかり固定させた後、その上に人工の歯を装着させたものです。
これにより取り外しの入れ歯の不快感がなくなり、天然歯と同等の力で噛む事が可能となる新しく画期的な歯の治療法です。
チタン製のインプラントと顎の骨が一体化して、歯が復元できます。
歯が欠損すると従来までは入れ歯にするか、健康な歯を削ってブリッジにするという方法しか選択できませんでした。
しかし、これらの方法は、残っている天然の歯に負担をかけることにもなります。
特に着脱式の入れ歯は、安定感もわるく機 能面や外観においても満足できないものがありました。
インプラント治療は、これらの問題を解決するために開発された最先端の歯科医療 技術で、すでに30年以上の臨床実績があります。
なかでもプラトン・インプラントシステムは、生体になじみの高い純チタンを材質とし ており、安全面においても高い信頼を得ています。
また、手術における患者さんの負担を軽減するために、1回のみの簡単な手術ですむよ うな術式を採用していることも大きな特徴です。
インプラント治療とは、歯の抜けたところに人工の歯根(インプラント)を植え、顎の骨としっかり固定させた後、その上に人工の歯を装着させたものです。
これにより取り外しの入れ歯の不快感がなくなり、天然歯と同等の力で噛む事が可能となる新しく画期的 な歯の治療法です。
当院ではインプラント治療を行うにあたり骨欠損が大きい患者様には希望により骨造成に対しPRPを併用の処置を行う場合があります。
つきましては下記の用法です。
■PRP(骨造成)とは?
自分の血液を採取してその中から多血小板血漿(PRP)を取り出しそれを骨補填剤と混ぜて骨の再生を促す治療です。
これを行うことで腫れや痛みを和らげます。
患者様ご自身から採血した血液を遠心分離機にかけて分離して作り出したPRPを傷口にかけたり人工の骨補填剤に混ぜて骨の薄い部分に入れたりします。
PRPはすべて患者様自身の血液の成分から作られますので安全なうえアレルギーなどの心配もありません。
この再生療法とも呼べるPRPを用いることで従来手術できなかった場所のインプラントも可能となり合わない入れ歯に苦しんできた多くの患者様の福音となっています。
・自由診療のため治療費が高額
・治療期間が長い
・外科手術が必要
・治療後も定期的なメンテナンスが必要
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